今回は、イタリアのDJ・プロデューサーであるGianluca Pandullo氏が、I-ROBOTS名義で自身のレーベルOpilec Musicよりリリースした、TURIN DANCEFLOOR EXPRESS をご紹介します。
I-ROBOTSは、IRMA RECORDSから出た写真左のコンピが有名ですが、今作は右の黒いジャケットの方。トラックリストは下記Discogsリンクでご確認ください。
左 (ITALO ELECTRO DISCO UNDERGROUND CLASSICS) : Amazon.co.jp | Discogs
右 (TURIN DANCEFLOOR EXPRESS) : Amazon.co.jp | Discogs
CD2枚組のコンピレーションで、2017年2月リリース。(流通はイギリスの企業。)70年代80年代のディスコ、イタロファンク、そしてイタロディスコなどが収録されています。
CD I は、冒頭のポップコーンのカバー等、テクノなサウンドもありますが、70年代のディスコ、イタロファンク主体。
CD II は、80年代の作品を収録。エレクトリックな黎明期のイタロディスコサウンド!
主にこっち目当てで購入したんですが、いやー、濃い!
VAMOS A LA PLAYA / RIGHEIRA の 1981 ORIGINAL DEMO VERSION。デモではない通常バージョンより、ずっとダークでカルトなサウンド!
LEMONSWEET / BAGARRE! 1982年のイタロ・エレクトロ・ディスコの名曲をアルバムバージョンで。
YOU + I ? / EGO NECO。現在アナログがDiscogsで660ユーロで出品されていて(w、Want200超えのレアイタロディスコ。たぶん初CD化。
DARK SILENCE / ART FINE。I LOVE ZYX ITALO DISCO COLLECTION 15 にA面バージョンで収録されましたが、本作ではB面バージョン。
ほか、CD発売元のYoutubeアカウントで、試聴ファイルが多数アップされていますので、興味のある方はこちらからどうぞ。
たぶん初CD化の曲や、未発表音源など、いろいろ入ってます。
ユーロビートに比較的近い、王道イタロディスコもいいですが、そうではない、ダークで、クールなイタロディスコを聴いてみたい方にオススメです。