最初に思ったのは:
個人的にはDISC-2の哀愁ノンストップはいらないかなー。相当に凝ったミックスならともかく、哀愁ノンストップだと「曲の良さを残すために〜」的な理由で繋いだだけのミックスになりそうな予感。(哀愁でもガンガンに叩いてくれていいのよ?)
これをやるくらいならCD1枚で価格を下げてくれた方が嬉しい。2400円+税。
2019全体で見たとき:
これがキリ番なら「とてもいいキリ番」だと思います。でも、これはキリ番ではなく「年一リリース」です。「年一リリース」は全曲新曲であるべきだと思います。ヨーロッパのレコード会社が出してる「◯◯◯◯ 2019」みたいなコンピをチェックしてみてください。その多くは、全曲新曲ですから。「年一リリース」ならそれが普通。(イタロディスコ的に言うのであれば、ZYX Italo Disco NEW GENERATION シリーズは半年に1度リリースで全曲新曲2枚組!)
入れるべき新曲はまだ残っているはずです。例えば、MEGA NRG MANさんが新曲を配信で発表していますが、今回の2019には入っていません。
(なんと言いますか・・・、この哀愁ノンストップ企画って、良くも悪くもSEB的な思考だな、と思うんですよ。SEB内での常識に囚われてる感じがします。)
また、単にノンストップミックス要素が欲しいのであれば、VOL.191〜のように、そのCDのEXTENDED収録曲のノンストップミックスを入れるという方法があり、ノンストップミックス要素のために哀愁企画をやるのはベストな方法ではないとも思います。
上記をまとめますと、私の理想としてはこうなります:
DISC-1: 新曲EXTENDED
DISC-2: 新曲EXTENDED(DISC-1より曲数は少なめ) + ボーナスとして、DISC-1・2全ての曲をノンストップミックス
なお、「初心者層への配慮?としてのDISC-2?」とお考えの人もいると思いますけど、価格設定を見ますと、私はあまりそうは思えません。
消費税込みとはいえ、3500円を超えた価格設定は初心者が気軽に買える値段ではないでしょう。初心者対策としては、冒頭で述べましたようにCD1枚で価格を下げた方が効果的。国内盤でもEDMコンピなんかは、CD1枚で1980円とか、よくあるパターンですね。2枚組で2000円前後のパターンもあります。しかし、今回のSEB 2019はそういう方向性ではないようです。
最後に:
色々愚痴ってみましたが、リリース自体は嬉しいですよ! SEB含め、様々なコンピレーションを聴いてきた、ダンスミュージックをたくさん聴いてきた人間の、好きであるが故の感想とお考えいただければ幸いです。
それでは。
DISC 2は懐古厨への餌だと思っています
新曲に興味ない層が多いので、抱き合わせないと話題にならないのではないでしょうか
値段が高いので意味なさそうですけど
コメントありがとうございます。
補足の記事を書きましたので、それを返信に代えさせていただきます。
>値段が高いので意味なさそうですけど
ええ、たぶん意味ないと思います。古い曲に惹かれ普段買ってないけど買ってみるか、という層は値段を見て買うのをやめる人が多いのではないかと。また、それ以外の理由を補足記事の方に。