R. Festari – R. Gabrielli が DELTA に楽曲提供か

英語のユーロビートサイトとしては最大のEurobeat Primeのフォーラムで、Roberto Gabrielli氏と思われるアカウントからニュースが投稿され話題となっています。

投稿文は、Gabrielli氏が、HI-NRG ATTACKで活動していたRoberto Festari氏とともに楽曲を制作、Roberto Festari 氏の新しいスタジオでそれは行われ、曲をDELTAに提供するように読めます。
DELTAチームと一緒に制作するのではなく、別ラインになるような、そんな感じでしょうか。フォーラムでは「一度限りになるでは?」という不安の声も寄せられていますが、どうなるんでしょうか。
以下引用します。楽しみですね!

Author: dr.gabriel
Message: With 25 years of friendship and an established professionalism, Roberto Festari and Roberto Gabrielli decide to combine their talents to give a refresh to the genre and get back on Supereurobeat compilation under Delta label thanks to the kindness of Miss Clara Moroni.
Festari-Gabrielli (melodies, lyrics and arrangements) everything mixed by Roberto Festari at his own new studio.
Stay tuned and you will not be disappointed!!!

http://forum.eurobeat-prime.com/viewtopic.php?t=3626

I Love Import! #6 – remixes / ITALOCONNECTION

不定期で、管理人が気が向いたときにやっている I Love Import! のコーナー、第6回。今回は米 Space Sound Records から、2016年2月頃に発売された「remixes / ITALOCONNECTION」(Track Listing, discogs.com) です。本来はデータベースに追加する形で新譜情報として紹介するべきなんですが、 Space Sound Records のデータベースの枠をまだ作ってなくて、この作品だけ追加するのはシステム的に面倒なので、今回は I Love Import! のコーナーでご紹介致します。

FRED VENTURA PAOLO GOZZETTI ITALOCONNECTION remixes

では、本題に移りましょう。
ITALOCONNECTION は、SEB にもアーティスト、作家として参加している FRED VENTURA とイタリア人プロデューサー・アーティストの PAOLO GOZZETTI によるイタロディスコ・ユニット。今回ご紹介の remixes はタイトル通り、彼らのリミックス作品を集めたアルバムになります。

FRED VENTURA のイタロヒットのリミックスや、イタロディスコの名曲のカバー等、いろいろ注目すべき作品が集まってますが、個人的にイチオシなのが Cold Stars (Italoconnection remix) / Out Of Limbo !! 壮大な雰囲気のメロディが魅力のかなりハイクオリティなイタロディスコに仕上がってます。
この曲初めて聴いたときは、おもわずビビッときちゃいまして、「このCD買って正解だった!」と思ったものです。この曲の良さを知れただけでも個人的には当たり盤でした。
この曲はデジタル配信もされてまして、ググれば試聴できると思うので、気になる方は検索を。
CDではまだこのCDでしか聴けませんよー。ZYX ITALO DISCO NEW GENERATION では聴けません。将来的には分かりませんけど。

その他の注目曲としては、On And On (Fears Keep On) / Decadance Vs. Italoconnection。黎明期のイタロカルトヒット「Robot Is Systematic / ‘Lectric Workers」(超名曲!) を生み出した鬼才コンビ Gigi Farina & Franco Rago。彼らプロデュースによる名曲「On And On (Fears Keep On) / Decadance」を ITALOCONNECTION がカバー!

Mrs Moon (Italoconnection re-edit) / Kermesse。1983年に発表されたイタロディスコの名曲をリエディット!オリジナルは I LOVE DISCO DIAMONDS COLLECTION Vol. 26 (Track Listing, discogs.com) に収録。

イタロ好きなら、きっと損はしないオススメCDです。購入は Space Sound Records の公式ショップ。(要Paypal

SUPER EUROBEAT VOL.239 簡易レビュー

管理人です。SEBレビューって人によって評価が大きく異なる場合が珍しくなく「あんまり意味ないのかも」と思うこともあるのですが、当サイトの取り扱い範囲の新譜情報は大体紹介済みになったので、更新ネタの一環として書いてみました。よろしければご覧ください。
また、今回は評価の強弱を意識して、レビューしました。今まで評価が3つ星、4つ星に集中気味だったので、褒める曲は褒めてそうでない曲は、という感じで。また、総評はいままで厳しすぎた感じもして窮屈に思えてきたので、今回は甘めです。では、どうぞ。

Amazon.co.jp | DANCE GROOVE Database (Track Listing)

01. RESTARTED TONIGHT / DAVE RODGERS
SUNFIRE. なんか淡々としている作品。ピンと来ませんねえ。
★★☆☆☆ (2 / 5)
02. MADE FOR LOVE / LOLITA
GOGO’s. SCPスタジオではないので音のレーベルらしさは出ています。過去のVIRGINELLEのヒットのタイトルが歌詞にいくつも登場するネタ曲の要素があるのですが、さらっと歌いすぎで、歌詞を意識して聴かないと過去のタイトルが混ぜてあることに気づかない。ネタ曲なのにネタ要素を自ら殺してしまっていてもったいない曲。
★★★☆☆ (3 / 5)
03. WE ROCK’EM ALL / DEJO & CHAI
SinclaireStyle. Sinclaireさんの曲としては大人しいです。ポップロック風?ユーロ。
★★★☆☆ (3 / 5)

04. MADE OUT OF FIRE / SEASTAR
SCP. いかにもユーロビートなタイトルで(笑)、こんな分かりやすい手には乗らないぞー、と思うのですが、でも乗せられてしまいます。SCPらしいトランシーな雰囲気で展開するキャッチーユーロ。オススメ。
★★★★☆ (4.2 / 5)

05. NEVER AGAIN / CHERRY
DELTA. リフもボーカルもどっかで聴いたような感じですが、でも、突き抜けないですね。印象薄い哀愁ユーロ。KILLING MY LOVE を最近のDELTAシンセで劣化させたような…。
★★☆☆☆ (2.5 / 5)
06. SEXY GAUCHO / FRANZ TORNADO
HI-NRG ATTACK. 最近毒気が抜けてきて、だいぶ聴きやすくなってきているエナアタ。リフは聴きやすくていいと思います。ただ、サビのメロディの適当な感じがねえ。イマイチ。EBF初期のブラスシンセのユーロ、またやってくれないかな…。
★☆☆☆☆ (1.5 / 5)

07. LOVE LOVE LOVE / NORMA SHEFFIELD
SUNFIRE. これはスルメ系の気がします。噛めば噛む程よさが見えてきそうなポップ哀愁ユーロ。まあまあ。
★★★☆☆ (3.5 / 5)

08. FIREBIRD / DREAM FIGHTERS
DIMA. DIMAさんのシリアス路線は個人的に苦手。キャッチーポップ路線が彼の真骨頂だと思う。これはNG。
★☆☆☆☆ (1 / 5)

09. BED GIRL / CINDY
HI-NRG ATTACK. シンプルなメロディですが、それゆえ分かりやすくクセになる作品。音も聴きやすい。オススメ。
★★★★☆ (4 / 5)

10. TOUCHDOWN / LUKE
DELTA. 最近新しい音作りに変わってきたDELTAですが、これは旧来の音ですねえ。まあ、そこそこ。可も不可もなく。
★★★☆☆ (3 / 5)
11. LET ME FLY ON TOKYO NIGHT / J.3 BENZ
DIMA. こちらはポップ路線。リフの音は嫌いじゃないです。ただ、全体的にメロディが低空飛行というか。ピンと来ませんね。
★★☆☆☆ (2 / 5)
12. TEMPLE OF DESIRE / MANUEL
GOGO’s (SCP STUDIO). ボーカルは彼らしく、熱いのですけど、なんだろう、メロディので気のせいですかね、熱くなれません。なんか、ふつー?
★★★☆☆ (3 / 5)
13. BABE I KNOW / F.C.F.
3B. 音は嫌いじゃないんですが、これもふつー? Tr.3と同じくポップロック風?ユーロ。
★★★☆☆ (3 / 5)

14. POWER FIGHTER / BON
SinclaireStyle. 239最大のオススメ曲!!さすがSinclaireStyle!! SUPER DRIVER / DANIEL (SEB VOL.221 / DELTA) を彷彿させるノリノリのリフに、心躍るABメロ、前のめりで突っ走るサビ。思わずボリュームアップです!正直、過去最高の出来というわけではありません。でも、褒めるべき曲は褒めていこうというスタンスで★5つ!
★★★★★ (5 / 5)
15. GO KOOKY GO / BAMBOO BIMBO
SCP. どこかEUROMACH時代を思い起こさせるキャッチーユーロ。SCPの良さが良く出ているリフ、ボーカルメディ、しつこいくらいに入る「ゴー!」の合いの手、いいですねえ。オススメです。
★★★★★ (4.7 / 5)

Total: ★★★★☆ (4/5)
出来不出来はありますし、各曲の平均値を出したらこの4/5という点数にもなりませんが、ひとつのコンピレーションとして、作業BGM的な「流す」聴き方では、なかなか楽しませてくれる出来だとは思いますので、この評価です。今回はまあまあオススメ、ということで。

2016年版 SEBキリ番にまつわる案

2年前、230のときにキリ番について考えました。今回はその記事の2016年版です。
すでに概要の情報出てるんだから、こんな風になるわけないーとか、
ビジネス的要素とか、作る手間、人員とか、あまり気にせずに。


DISC-1: 新曲 EXTENDED 15曲。マニア層の満足だけでなく、心理的ハードルの高さからキリ番以外に手を出しにくい初心者層にむけて新曲の魅力を伝える貴重な機会となります。 これまでですと、キリ番後の最初の1枚が気合いの入った出来になっていることが多いですが、キリ番でそれをやれるなら、今後のファン拡大に良い影響をもたらしてくれると思います。

DISC-2: VOL.231-239 収録曲から作成した DJ REMIX バージョン集、1曲6分程度。とノンストップのみの名曲のEXTENDED集、というか、LOVE COUNTDOWN / FASTWAY の EXTENDED 入れてー。全12曲で HISTORY OF SEB の現代版みたいな感じ。

DISC-3: VOL.211-239 のノンストップ50曲。約5年前までの収録範囲。新しめの曲は2016BESTを視野に入れて、できるだけ被らないように選ぶ。次のキリ番、250では、221〜249 にするなど、収録対象をスライドしていく。新世代の初心者向けディスク。出来るだけ、繋いだだけにならないよう、頑張っていじってほしいところです。

ミックスについて。

↑こういうスペイン流、いじりまくり、ピッチの上下、エフェクト盛りだくさんのミックスをSEBで聴きたい! スペインスタイルのメガミックス大好きです。ビデオは冒頭と、1分30秒過ぎから2分25秒くらいの展開が特にオススメ。いじり最高なので。

(自分で見返して) おー、どこか That’s EUROBEAT のキリ番ぽい? DISC-2とメガミックスが一番実現が難しそうw 2枚組なら、DISC-2を削るのが現実的かな。あとまあ、メガミックスは夢物語か。

++++

さて、
240情報発表を機に、230と同じく、キリ番について考えてみましたが、2年前の230のときと、私の考えはそれほど変わってないようです。

古い曲は本編から隔離してほしい。古い曲のノンストップミックスは本編外の名曲ベスト盤でやってほしい。90’s EUROBEAT BEST, 00’s EUROBEAT BEST etc… 古い曲を知りたい初心者と古い曲が好きな人、両方の受け皿になる。住み分けって大事。分離してくれ…。

多少違いはあれど、古い曲のノンストップミックスはこれまで何回もキリ番でやってきました。何回もやってきた結果が近年の結果。大幅に改革しない限り、同じようなCDに3500円払っておしまい。これまで何度もやってきたんだから、そろそろ変わってもいいでしょう。伝統、といえば聞こえは良いですが、それは現状維持でもあります。よりよく進化するべく、新しい形も考えるべきと思います。

懐かしの名曲選でもないのに、いくら長期シリーズだからって、10年20年前の曲が10作ごとに入り続けるって、さすがにどうかと思うんですよ。みなさん、忘れがちですけど、10年前って2006年ですよ? SEB170前後の時代です。もうあれから10年経ってるんですよ。

さらに個人的なことを言えば、私は140のころからずっと、キリ番の改革を望み続けています。古い曲をたくさん入れた「キリ番らしさ」という呪縛に捕われたキリ番はもう終わりでいい。90年代のキリ番は、リクエストカウントダウンやっても、古い曲がある程度自然に入らなくなっていく、新陳代謝の作用が生きていましたが、現在はそれが死んでしまっています。古い定番曲が多く残りすぎていて、リクカンでなくても「キリ番らしさ、伝統、そして、ビジネス上の安定(これは仕方がないかもしれませんが…)」という思考で新陳代謝できていないのです。その時点で改革がなされるべきでした。

もし私がコスパだけを考えてSEBの購入を判断していたら230はパスしていたと思います。そして240も。
実際、190は中古で安く買えるタイミングまで何年も粘ってました。

ホントーっに、くどいようですが、、、古い曲ばかりのキリ番は勘弁してほしい。(^^; できれば買いたくないが、コレクターとして買ってます。穴をあけないため、ですけど、、正直、、、ツライ。

I LOVE DISCO の Rafa 氏が… : Updates (2016.06.15)

スペインの blanco y negro レーベルの作品情報を追加しました。

…で、私、先日ですが、気になる情報を見つけました。
2015年末に出た情報なので半年遅れの情報ですが、日本で知らない人も多いと思うので紹介します。
スペイン blanco y negro レーベルで、長年 I LOVE DISCO シリーズを製作していた Rafa Carmona 氏についてなんですが、どうも彼は blanco y negro をクビ (Fired out)、つまり解雇されてしまったようなのです。

この情報は I LOVE DISCO シリーズのマスタリングを時折担当している Arnaud Ralite 氏がデータベースサイトdiscogs.comのコメント欄に投稿されたもので、その信憑性は高いと思います。

Arnaud 氏は blanco y negro を非難しつつ、Rafa 氏のこれまでの功績をたたえ、今後彼が他のレーベルで活躍されることを期待しているようです。
また、Rafa 氏の blanco y negro におけるコンピレーションは、今回の更新で追加したMAX MIX 30 ANIVERSARIO VOL 1/2 が最後になる模様。

… Rafa 氏とは私もメールを交わさせていただいたり、CD収録曲のリクエストに応えていただいたこともあり、この情報を知ったときは驚きました。そして、I LOVE DISCO シリーズが近年、既存の音源の再収録中心になっていたことが頭に浮かび、いろいろな想像が思い浮かびました。が、憶測は良くないのでそれは心にとどめます。
Rafa 氏がまたどこかでご活躍されることをファンの一人として願っています。

  • [Track Listing] I LOVE STUDIO 54
    ディスコ、ファンク、イタロ・ユーロディスコ、ハイエナジー等、いろいろ混ざってます。音質面で問題あり?という噂。ノイズ等。3CDs.
  • [Track Listing] MAX MIX 30 ANIVERSARIO VOL 1
    MAX MIX 30周年のコンピレーション。MIKE PLATINAS氏によるメガミックストラックとEXTENDED。80年代のイタロディスコ定番曲。3CDs.
  • [Track Listing] MAX MIX 30 ANIVERSARIO VOL 2
    MAX MIX 30周年のコンピレーション。TONI PERET氏によるメガミックストラックとEXTENDED。イタロハウス、イタロディスコが入ってます。80年代末から90年代前半の選曲。3CDs.
  • [Track Listing] MAX MIX 30 ANIVERSARIO
    MAX MIX 30周年のコンピレーション。TONI PERET氏によるメガミックストラックとEXTENDED。こちらはPocket Editionと呼ばれる1CDバージョン。
  • [Track Listing] Disco 80
    Radioバージョン中心で一部Extendedの80sディスコ・コンピレーション。CD3はノンストップミックス。イタロディスコ、ユーロディスコが中心。3CDs.
  • New Releases (2016.01-03)
    上記更新に伴う変更。 (ブログ本体)
  • New Releases (2015.10-12)
    上記更新に伴う変更。 (ブログ本体)

RADIORAMA のアルバムの再発が相次ぐ: Updates (2016.06.10)

イタロディスコ、ユーロビートアーティスト RADIORAMA のアルバムが相次いで再発になりました。
ポーランドの新レーベル ANALOG LANGUAGE から 1st, 2nd, 3rd アルバムが、ドイツの POKORNY MUSIC SOLUTIONS のサブレーベル DELUXE CD MUSIC からは 2nd, 4th アルバムが再発です。

共にボーナストラック追加、32ビット・リマスターで、 ANALOG LANGUAGE 製はCD2枚組。DELUXE CD MUSIC 製はCD1枚ですが、Super Jewel Box 仕様で、豪華な見た目となっています。

2ndアルバムが近い時期に被ってリリースされるという珍しい状況。上記以外の2ndアルバムの違いを説明しておきますと…、
まずタイトルとジャケットデザインが違います。
THE 2nd ALBUM (ANALOG LANGUAGE) | THE SECOND (DELUXE CD MUSIC)
これはANALOG LANGUAGE 製がイタリア盤アルバムに基づいて製作されているのに対して DELUXE CD MUSIC 製はAriolaレーベルから発売されていたヨーロッパ盤がベースになっているため、その違いのようです。

また、収録曲は DELUXE CD MUSIC 製に入っている曲は全て ANALOG LANGUAGE 製にも入っており、かつ、ANALOG LANGUAGE 製の方が収録曲が多いです。間違いでしたらゴメンナサイ。最終的にはご自分でご確認を。 (DELUXE CD MUSIC の REMIX 3曲は、ANALOG LANGUAGE の SWEDISH REMIX と同じだと思われます。)

DELUXE CD MUSIC 製の利点は Super Jewel Box 仕様の見た目と、ジャケットデザインの違いですね。音質面は共に32ビット・リマスターと表示されており、実際に聴いてみないと、どちらがいいかは分かりません。個人的には ANALOG LANGUAGE 製のほうに引かれます。

ANALOG LANGUAGE

  • [Track Listing] DESIRES AND Vampires / RADIORAMA
    30th Anniversary Edition. 1stアルバムをボーナストラック追加、リマスターで再発。2CDs.
  • [Track Listing] THE 2nd ALBUM / RADIORAMA
    30th Anniversary Edition. 2ndアルバムをボーナストラック追加、リマスターで再発。2CDs.
  • [Track Listing] THE LEGEND / RADIORAMA
    30th Anniversary Edition. 3rdアルバムをボーナストラック追加、リマスターで再発。2CDs.

DELUXE CD MUSIC

パッショナータ、買いました。

どうも、管理人です。
以前ブログに書きました、パッショナータのアルバムの再発盤を買いました。タイトルが通販サイト、というか、ビクターが小売店向けに流した情報ですが、 Mysterious Passion から Midnight Passion になっていた件は、どうやらビクターの担当者のミスっぽいですね。実際のリリースには Midnight Passion なんて、どこにも書いてません。ちゃんと Mysterious Passion のままです。ご安心を。

Mysterious Passion PASSIONATA
Mysterious Passion / PASSIONATA
(VICL-64510 | 2016.01.20)

さて、実際のCDなんですが、今回の再発では1979年発売のレコードを模した紙ジャケット仕様になってます。帯も当時のレコード向けの帯を再現! こだわりの仕上がりになってますね。
ただ、個人的には普通のCDケースの方がありがたかったかな。(^^; 再現された帯を含めて、取り扱いや耐久性といった面で、普通のCDケース、帯の方がだいぶ楽なんですよね。帯なんか、いつ「ビリッ」と破れてしまわないか心配なので、取り外して別途保管するつもりです。(レコード世代ではなくCD世代のため、CDのほうが慣れているというのもあります。)
CDも普段はディスクをプレイヤーに入れて聴く派ですが、本作は取り出しにくいのでPCに取り込んで楽しんでいます。

アルバムの出来は素晴らしいです。捨て曲なしだなあ、というのが第一印象。キャッチーなディスコ、ファンク、ソウルが好きな人にオススメします。
さっそくデータベースサイト Discogs にも登録しました! English = 日本語 、という形式になってるのは Discogs のルールなのでご容赦ください。見た目が美しくないので、個人的にはこのルールは好きじゃないんですが、まあ、郷に入ればなんとやらです。英語情報だけにすることで「= 日本語」を回避することもできるんですが、「= 日本語」の情報を追加するルールのほうが優先順位が高く、誰かが追加したら拒めませんし、このリリースは邦題が結構重要かな、とも思うので日本語も追加した次第です。

気になっている方は試聴などしてみてください。オススメです。ではー。

パッショナータは復刻(というか再発)で間違いない、ぽいです。

先日、「パッショナータのアルバムが復刻?」とお伝えしましたが、先ほどAmazonのページを確認したら情報が更新されていて、メーカーインフォとトラックリストが追加されてました。復刻、というか再発と書いた方が適切でしょうか。復刻と書くとパッケージまで当時を再現してそうな雰囲気が出てしまうので。以下、Amazonからの引用です。

商品の説明
メディア掲載レビューほか
和モノブームの本格的火付け役となったガイド・ブック『和モノ A to Z Japanese Groove Guide』(リットー・ミュージック)との完全タイアップによるビクター至宝のレア・アルバムをリイシュー!本作は、「卑弥呼」の特大ディスコ・ヒットで知られるフィリピン出身の女性ヴォーカル・トリオ、パッショナータによるレアなファースト・アルバム。全編英語による黄金のクラシック・ディスコ集。1979年作品。 (C)RS

曲目リスト
1. 卑弥呼 Himiko
2. ブレイクアウェイ Breakaway
3. ハリウッド・クィーン Hollywood Queen
4. アラブ万歳 The Arab Legend
5. 火星と金星の陰謀 Venus and Mars
6. ルナ・ルナ Luna Luna
7. トゥー・イージリー Too Easily
8. 幻のフェラーリ Bruno’s Red Ferrari
9. ファンキー・ノンキー・メン Funky Nonky Men
10. チルドレン・オブ・シダーサ Children of Siddartha

引用終了

タイトルがMysterious PassionからMidnight Passionに変更されているのは相変わらず謎ですが。