Linda Jo Rizzo – Day Of The Light (Track Listing – Discogs)

Linda Jo Rizzoのアルバム、Day Of The Lightを買ってみました。2012年末にハンガリーのHargent Mediaからリリースされていたアルバムが、この度、ドイツのZYX Musicからもリリースされまして、入手のしやすさ、価格ともに改善されたので買ってみたのです。

Linda Jo Rizzoは、Bobby Oプロデュースのハイエナジーユニット The Flirts の元メンバー。後にLinda Jo RizzoとしてドイツZYX Recordsよりソロデビューし、Tess (Fancyの別名) プロデュースで You’re My First, You’re My Last などのイタロディスコ・ユーロディスコのヒットを生み出しました。日本だと知名度は低めですが、ヨーロッパのイタロディスコファンの間では大変有名ですね。（というか、知ってないとマズイ、基礎知識レベルの人。）

今回のアルバムDay Of The Lightでは、The Flirts時代の曲のカバー、80年代のソロ時代の曲のリメイクが約半分。新曲が半分となってます。カバー、リメイク曲は現代風に名曲がアレンジされていてどれもいい感じ。新曲は、ボーカルパートのメロディが現代のユーロダンス、ダンスポップ、と言った感じで、イタロ・ユーロディスコを現代調で再現！といった出来ではないのが残念。Dolce Vitaの大ヒットで知られるRyan ParisがフィーチャーされたAll Aroundはなかなかいいと思いますけどね。

トータルで見れば、星4つ★★★★☆といったところでしょうか。最高の出来映えというわけではないものの、イタロディスコ・ハイエナジーファンは買って損は無いと思います。ZYX Musicのサイトで試聴可。

ちなみにこのアルバム、先行リリースされたHargent Media盤と、今回のZYX Music盤ではジャケットが異なってまして、個人的にはZYX盤が好みです。Hargent盤はどうみても「コスプレおばさん」なんですもんww

Linda Jo Rizzo – Day Of The Light (Hargent Media)

遅れましたが、SEB 224のレビューというか、感想みたいなもの。
223よりはましかな。5点満点で3.5をつけたくなる曲ばかりですけどね…。
特筆すべきクオリティの曲が無い。

SUPER EUROBEAT VOL.224 (Track Listing)

Track 01 to 05: ★★★☆☆(3.5/5)

01. JUST SAY YEAH / KAIOH
GO GO’S. 流れるようなメロディ。ある意味で224を象徴する出来。可も不可も無い3.5な1曲。
02. STAY WITH YOU / STEPHY MARTIN
DIMA. （何の曲かは忘れたけど、DIMA MUSICの近年の曲で）すごく聴き覚えのあるリフ。
03. FLY MAGIC / JAGER
SCP. これも流れるようなメロディですね。JAGARさんのボーカルは特徴的でいいですけど…。余談ですが、解説でこの曲をユーロポップと表現してるけど、言い過ぎだと思います。これは明らかにユーロビートの範疇ですよ。ええ。
04. IN THE RHYTHM OF THE NIGHT / CINDY
HI-NRG ATTACK. 普通の量産型エナアタ女性ボーカルユーロ。やや哀愁風味。解説には「エナアタの女性哀愁だからって、なんでもSHADOWS IN THE NIGHTって書いておけばいいってわけでもないと思う」とツッコミを入れておきます。
05. DANCING ON THE STREET / DAVID DIMA
DIMA. HI-SITEレーベルで活動していたRavenantさんが制作に参加してます。サビの「キュッ」という間の手の音とかが彼のセンスかな？ DIMAさんは誰かと共同制作した方が持ち味が出る人だと思うのですが、これはDIMAさんのカラーが強くて普通。Ravenantカラーが強く出たら良くなってたかも。

06. POISON / DANIEL
★★★★☆(3.8/5)
DELTA. 最近のDELTAらしい硬質のリフと160 BPMの疾走感がいい感じ。
07. PRAYER / DUCKY CHIX
★★★★☆(3.9/5)
Sinclaire Style. 哀愁×イケイケな、ハイスピードユーロ。手堅い出来。でも、なにか足らないかな。

08. SAY SAY SAY / ANNALISE
★★★☆☆(3.5/5)
A-BEAT C. 柔らかいポップな雰囲気の1曲。へいわー。
09. DREAMERS / PAUL HARRIS
★★★☆☆(3.5/5)
DELTA. 遅めのBPMが特徴ですが、う〜ん、普通…。

10. DO YOU BELIEVE IN LOVE / NORMA SHEFFIELD
★★★★☆(3.8/5)
SUNFIRE. ほんの少しうねったリフの音がいい感じ。ボーカルパートにもスルメ的な良さがある。繰り返して聴くことをお勧めします。
11. RADIO LOVE / ISABELLE
★★★★☆(3.6/5)
SUNFIRE. これもリフが特徴的ですね。エレクトリック。ボーカルパートがパッとしないのが惜しい。

12. GOLDGINGER / NICK TURBO
★★★☆☆(3.5/5)
HI-NRG ATTACK. これも量産型かなあ。EUROMACH末期あたりのCD中間に入ってそうな出来。

13. PULL THE TRIGGER / BON
★★★★☆(4/5)
Sinclaire Style. Sinclaireさんの曲が好みかどうかで評価が分かれそう。好きな人はそこそこ良曲として楽しめる男性ボーカルアグレッシブユーロ。
14. HIGHER HIGHER MORE AND MORE / BLISS
★★★★☆(3.7/5)
SCP. 加工されたボーカルが特徴的な女性ボーカルユーロ。全体的に繊細な雰囲気で悪くないですね。ただ、B面ぽい感じで、突き抜けてないかな。

15. THE ELEMENT OF FIRE / FASTWAY
★★★☆☆(3.5/5)
SCP. 量産型SCP。ふつー。

Total: ★★★☆☆(3/5)
223よりはましなものの、★4つとは言えないですね。3.5で★3つという感じ。
次(225)では挽回してほしい。

スペインのblanco y negroといえばI LOVE DISCOシリーズですが、そのblanco y negroがI LOVE DISCOシリーズ以外で、最近なかなか良いダンスクラシックコンピを出してきてますので、ご紹介します。

ENTRE LOS 80 Y LOS 90 シリーズ (Track Listing)

1987年から1992年のPWL作品、イタロハウス、イタロディスコ、を3枚組CDでまとめたコンピです。EXTENDEDとEDITが混ざってますが、Vol.2はEXTENDED多めになってますね。私はVol.2をCOME BACK TO ME (VOCAL VERSION) / MORGANA目当てで購入したんですが、目当て以外にもいい曲多くて、いやはやなかなか気に入っております。おすすすめです。

90’s EURODANCE (Track Listing)

これはタイトルのまんまです。90年代のユーロダンスコンピ。でも、ダンスマニアのようにノンストップではなく、EXTENDED。3枚組40曲です。ダンスマニアともまた雰囲気違いますけどね。DWAの曲が入ってますので、テイチクのコンピを思い出す人もいるかも？　ビデオでメガミックス聴くだけでも結構楽しめます。

TECHNO POP CLASSICS シリーズ (Track Listing)

80年代のテクノポップの名曲をEXTEDEDで収録。といっても、日本でテクノポップと呼ばれているような曲とはちょっと違うかな。Synth Pop / New Wave Classics とでもいった方がいいかもしれません。

ZYX MUSIC (Germany) / ZYX 55763-2 / 2013.07.12

新作のイタロディスコを集めたZYX Italo Disco NEW GENERATIONシリーズに、なんとBOOTMIXが登場です！ (ITALO BOOT MIX が現代に復活〜!)
BOOTMIXって？　といわれれば、要はノンストップミックス盤なんですが。（イタリアと言えば、その国土が長靴 (BOOT[S])。そのイタリアの音楽のミックスだから、BOOTMIX。ってこと。のはず。最初は海賊版[Bootleg]ミックス？と思ってましたけど…。）
海外のイタロディスコのノンストップって（好みなので、それが悪いというわけではないですが）日本のコンピのように、奇麗につないで曲を紹介するのではなく、ガンガンいじってメガミックスという言葉がよく似合う作品に仕上がってくる事が多いので、個人的には期待しています。

Track Listing

MIX 1
Boy Blue – Alone Again
Dario – All The Night
Dyva – Joy
Joy Peters – Asian Heart
Retronic Voice – Dancing In My Dream
Eddy Huntington – Love For Russia
Miko Mission – Let It Be Love
Mode One – Sometimes
Nikita Fomin – Stranger
Squash Gang – Hey You (What‘s Coming On Along The Way)
Ryan Paris – Parisienne Girl
Tiziana Rivale – Ash
Magic System DJ – I Wanna Touch Your Body Now
The Sweeps – Facing The Night
Vyck Vyo – Angelina

MIX 2
BK Duke vs Paul & Simon – Paris Latino
Robbie Groove & Mattias feat. Cece Rogers with Master Freez – You Droid
Vanello & Steven Kimber – S.O.S For Love
TQ – Let‘s Go To Tokyo
Tommy – Sun Dancer
Mirko Hirsch – Love On The Run
Magic System – DJ Inside
Boris Zhivago – In A World Of Fantasy
Lenroy – Do You
Eddy Huntington – Honey, Honey!
Amaya – Sensation
D.J. Savage – You Can Fly
Italove – Follow Me To Mexico
The Sweeps – Optimistic Melancholic
Synthesis – Sunbeam

SUPER EUROBEAT PRESENTS INITIAL D FIFTH STAGE D SELECTION VOL.2
(Track Listing) [収録時間情報追加済]

02. DANCE EUROPE EXPRESS / KING & QUEEN →非ノンストップ・CD初収録
(A-BEAT C)
03. I’M LIVING IN THE NIGHT / MEGA NRG MAN →CD初収録
(A-BEAT C)
06. DREAM OF LOVE / ANNALISE →未発表曲
(A-BEAT C)
07. HOOLIGANS / P.STONE →非ノンストップ・CD初収録
(HI-NRG ATTACK)
08. NONSENSE SENSATION / PAUL HARRIS →非ノンストップ・CD初収録
(DELTA)
12. 7LAPS TO GO / POWERFUL T. →非ノンストップ・CD初収録
(A-BEAT C)
13. CITY OF ANGELS / ACE →未発表曲
(SCP)
14. FUNKY TOWN / P.STONE →未発表曲
(HI-NRG ATTACK)
15. RED HOT PLANET / MEGA NRG MAN →非ノンストップ・CD初収録
(GO GO’S MUSIC)

レビューというか、感想程度の物ですが、書いてみますと。
まあ…。可もなく不可もなく、そこそこ、でしょうか。リストアップした曲の中で特に特筆すべきクオリティの曲はなく、かといって、ひどいというほどでもなく…。
ユーロマニア、比較的熱心なユーロ好きの頭文字Dファン向け。かな。

太字にしてある曲は、そこそこ楽しめました。
「02. DANCE EUROPE EXPRESS」そつなくまとまったA-BEAT Cユーロ。少し懐かしい感じ。派手さはなく、おとなしい曲ですが。
「03. I’M LIVING IN THE NIGHT」少し哀愁入ってるのが個人的に好み。
「07. HOOLIGANS」エナアタらしいサウンド。でも、くどすぎず、ちょうどいい感じ。明るいアグレッシヴユーロ。

今回は…、ダメだ、こりゃ。

（悪い意味で）ヤバい。ピンとくる曲が少ししかない…。

ただひたすら、出がらしのような曲が続く、VOL.223。
VOL.221, 222 では全曲に星をつけてましたが、その気力も起きないですね…。221, 222 と比べると一気にクオリティダウン…。
ジャケットは（例によって素材画像でしょうが）写真の選択がよく、個人的には好みなんですけど。
そこそこ楽しめたのは次の3曲と2曲。

04. WALKING ALONE IN LONDON / MEGAN
★★★★☆(3.9/5)
Sinclaire Style。WHEN I CLOSE MY EYES / CHERRY の現代版。と言えばいいかな。ネタ的な意味で楽しめます。

12. RINGTONE / BORIS
★★★★☆(3.9/5)
DELTA。ブックレットで「ジンギスカン・ユーロ」と紹介されてますが、まさにそんな感じ。あの「ジンギスカン」のような雰囲気。でも、一時期のエナアタのロシアンユーロほどしつこくはない。メロディがキャッチーなのが○。

15. WELCOME TO THE SHOW / TANITH & DARK EVIL
★★★★☆(4/5)
SCPによるハイパーテクノ風ユーロ。男性ボーカル、女性ボーカルの組み合わせが初期FASTWAYを思い出させてくれます。

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06. MAGIC CAR / POWERFUL T.
★★★★☆(3.7/5)
SUN FIREより。A BEAT 時代の蔵出しではないです。躍動感あるリフとPOWERFUL T.さんのボーカルの魅力で楽しめる。

14. TEARFUL EYES / LES
★★★★☆(3.7/5)
Sinclaire Styleの HI-BPM 女性ボーカルユーロ。スピーカーではなく、ヘッドフォン推奨です。スピーカーだとボーカルがエコーがかかったように聴こえるんですよね。淡白な雰囲気ですが、ヘッドフォンでそこそこ聴ける曲に。

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その他の楽曲 (Other Songs)
★★★☆☆(3.0 to 3.5/5)
上記5曲以外は、5点満点で、3〜3.5。可もなく不可もなく。酷くはないけど、つまらない。そんな感じ。
SUN FIRE の曲は、なんだか TOSHIBA EMI / EUROBEAT BOX の頃の DAVE プロデュース楽曲を思い出します。あと、リフの音がみんな同じw

Total: ★★★☆☆(3/5)

Amazon MP3 で全曲試聴可能 / Track List

電気グルーヴのYouTube Music TV

電気グルーヴのピエール瀧氏、石野卓球氏が出演しているこのビデオ。イタロディスコ & ルーツ・ハイエナジーと題して、イタロディスコ、ハイエナジーを紹介している番組です。日本語の映像媒体でイタロが紹介されているのはかなり貴重というか、この番組以外にあるのか？と言いたくなるくらいのレベルですので、イタロ好きな方はご覧になってみるといいです。

ただ、この番組は正直、突っ込みどころもあります。番組中で石野氏が楽曲を紹介しているんですけど、どうやら彼は「イタロディスコからハイエナジーが生まれた」みたいな認識のようなんですけど、これって思い切り間違いだと思います。(2:10)
私の認識は、70年代末にアメリカ、カナダ、イギリスのゲイディスコがハイエナジーに変わり、同時期にゲイディスコをベースにしてイタロディスコも生まれ、相互に影響し合いながら80年代後半まで曲が作られていった、というもの。
ところが石野氏は「イタロディスコは80年代前半から半ば」で「のちに」「それがハイエナジーとなり」と発言。
「おいおいおいおいおいおい！！！！」　ハイエナジー好きは人はここで突っ込みますよねw
1980年〜1982年のハイエナジーもあるのに、なくなっちゃったよ、否定だよ！　とw
ハイエナジーを語る上では絶対外せないボビーOは1982年にハイエナジーのリリースを始めているし (楽曲のライセンス表記は1981年の場合もあるので、81年に制作開始の可能性あり)、
これまた外せないカナダのハイエナジーユニット LIME は1980年にYour Loveでデビュー。
ほかにも調べれば、80年、81年のハイエナジーというのは出てくるものなのです。ちょっと調べればイタロ→ハイエナジーって認識にはならないはずなんですけど…。
「番組的に分かりやすくするために〜」とかだったら、誤解を生むのでやめてほしかったです。

あと残念なのは「ロシアのイタロディスコとは言わない」って発言。(27:08)。　いいえ、言います。言ってOKです(番組で氏が思い浮かべていた作品に適当かどうかは別として)。イタロディスコは「イタリア風のディスコ、イタリアスタイルのディスコ」って意味もあるので。そもそもイタロディスコという言葉を作ったのはドイツのZYX Recordsのオーナーであり、同社のコンピレーションシリーズ The Best Of Italo-Disco。このシリーズにはドイツ、オランダやスペインの「イタロディスコ」も収録。CDジャーナルのイタロディスコの解説では The Best Of Italo-Disco のジャケット画像を載せながらも「“イタリア産”ディスコ・ミュージックを指しております。」なんて書いちゃってる滑稽な事にもなってますが、非イタリアの「イタロディスコ」は別におかしくないのでご注意を。

その後、石野氏はイタロディスコじゃなくてハイエナジー、と言い直しているんですけど、これも残念。非イタリア産のイタロディスコを言い直すならハイエナジーではなくユーロディスコでしょ！と思うのでした。

…とまあ、いろいろ突っ込んでみましたが、いかがだったでしょうか。細かい事いろいろ書いてしまうのも、このジャンルを愛するが故とご理解いただければ幸いです。過去には「イタロディスコ「再評価」の弊害」って記事も書いていて、今回と被る面もあるのでお時間があればご覧ください。

長くなりましたが、今回は以上。　ではではー。

まさかのエナアタ最高得点! w

SEB VOL.222、簡易レビューです。意外な伏兵がいましたw エナアタです。やってくれましたww
12. LUCKY LUCKY / GARÇON
★★★★★(4.8/5)
サビのメロディはやや単調ですが、A, Bメロ、リフのクオリティが高く、222ではこの曲が最高ですね。個人的に、こういうポップだけど、少し哀愁要素もある曲って弱いです。いい!
ところで、アーティスト名表記がついに正式の(?) GAR"Ç"ON になってます。でも、カタカタ表記は
「ガーコン」のままw いまさら「ギャルソン」には変えられない？

Tr.1, 2 のSCPは「まあまあ良い」出来。なんじゃそりゃ。ですけど、そんな無難な出来です。
Tr.3 のKAIOHことフェデリコ君の曲は「なかなか良い」。この曲はクレジットが要注目。
GOGO’S Eurobeat Productions。SCP的なクレジット表記(SCPは、SCP Eurobeat Productions)で、SCPのスタジオでもあるRitmo & Blu studiosがプロデュースにクレジットされてます。
某海外フォーラムで「SCPとGOGO’Sが合併する」とかなんとか噂されてるのは、この辺が噂の出元なのかな？

Tr.05 のNORMAさんの曲は、なんか「シンプルながらも良い出来」。哀愁なんだけど適度にアグレッシブで、好みです。

Tr.08 FARINAさんの曲はサビメロがやや分かりづらいけど、私は好きです。3Bらしいアグレッシブユーロ。自然とスピーカーのボリュームあげちゃいました。ブックレットでは3Bはここ数年音が変わってない、ぽく書かれてますけど、リフのうねるような音は、最近流行のEDMを意識してるぽいし、それなりに変化してると思いますよ。

Tr.14 のSinclaireさんの曲は女性ボーカルポップユーロ。無難な出来ですね。いい曲なんですけど、221が良すぎたので、少々期待はずれ。

以下、楽曲別の点数です。太字がオススメ。
Amazon MP3 で全曲試聴可能です。

01. DANCE IN THE STARLIGHT / ACE
★★★★☆(4/5)
02. LOVELY / IRENE
★★★★☆(4/5)
03. SUNLIGHT / KAIOH
★★★★☆(4.3/5)
04. STRANGERS IN THE NIGHT / DAVID DIMA
★★★★☆(3.7/5)
05. GIMME LOVE / NORMA SHEFFIELD
★★★★☆(4/5)
06. DANCE ON THE TOP OF THE FIRE / CY-RO
★★★☆☆(3.5/5)
07. NOTHING’S GONNA STOP US TONIGHT / ANNALISE
★★★☆☆(3.5/5)
08. LAST OF EUROBEAT / MARK FARINA
★★★★☆(4.5/5)
09. REBORN MY FIRE / CHERRY
★★★☆☆(3.5/5)
10. INTO THE MOON / DAVE & FUTURA
★★★★☆(3.9/5)
11. YOU COULD BE MINE / DREAM FIGHTERS
★★★☆☆(3.3/5)
12. LUCKY LUCKY / GARÇON
★★★★★(4.8/5)
13. BOYS DO FALL IN LOVE / LOU MASTER
★★★★☆(3.9/5)
14. BAD JOY / TORA
★★★★☆(4/5)
15. SEB 4 U (WILD MIX) / SEB ALL STARS feat. ANDREA MARTONGELLI
点数は割愛。まあ、でも221のほうがいいかな。音が増えすぎてゴチャゴチャしてます。サビはボーカルが音に負けて薄れてしまってるし。
BONUS TRACK
16. WILD BOYS (ORIGINAL VERSION) / RICH HARD
点数は割愛。早くなっただけ。

Total: ★★★★☆(4/5)

今更ですが、SEB VOL.221 の感想のようなものを。
できるだけ安く買おうとお店選んでいたら買うの遅れました。（ーー；
(まあ、そのおかげでHMVで30%クーポン還元で買えました。)

トータルで言えば、よく出来た1枚。ただし、最高！というわけではない。　というところ。
トータルだと ★★★★☆(4/5) ですね、個人的には。

レーベル別で言えば、SinclaireStyleが圧倒的なクオリティ。
2曲とも「これぞユーロビート」といえる仕上がりで、Sinclaireさんが一人で独走している印象。
なんというか、彼一人だけ、90年代後半の全盛期へのタイムスリップに成功しているような…。
とにかくサビのメロディの勢い、躍動感のようなものがハンパないですね。
SinclaireStyleの曲を聴くためだけに買うくらいの気持ちでも損はないかと。

SCPはやや安定性に欠ける感じ。出来不出来が激しいというか…。SEB 4 U の出来はすばらしいです。
BOSSさんのカタカナ発音の英語が玉にキズなのはご愛嬌でしょうかw

以下、楽曲別の点数です。太字がオススメ。
Amazon MP3 で全曲試聴可能です。

01. SEB 4 U (POWER MIX) / SEB ALL STARS feat DJ BOSS
★★★★★(4.9/5)
02. DIFFERENT GIRL / An-G
★★★★☆(3.7/5)
03. LOVING EUROBEAT / DEJO&BON
★★★★★(5/5)
04. POWER&LOVE / STEPHY MARTIN
★★★☆☆(3.2/5)
05. KISS / BAMBOO BIMBO
★★★☆☆(3.5/5)
06. 1 FIRE / DAVE RODGERS
★★★★☆(3.8/5)
07. DOWN DOWN DOWN / TIPSY&TIPSY
★★★☆☆(3.5/5)
08. BORN TO BE WILD IN MY CAR / CY-RO
★★★☆☆(3.5/5)
09. KELLY / POWERFUL. T
★★★☆☆(3/5)
10. WACKY-WACKY-O! / SCREAM TEAM
★★☆☆☆(2/5)
11. WILD BOYS / RICH HARD
★★☆☆☆(2.5/5)
12. DANCE EUROBEAT / HEATHER feat DIMA
★★★★☆(3.7/5)
13. SUPER DRIVER / DANIEL
★★★★☆(4/5)
14. HYPER SUPER POWERS / FASTWAY
★★☆☆☆(2.5/5)
15. BOYS GONE WILD / DEJO
★★★★★(5/5)

Total: ★★★★☆(4/5)