もうVOL.190の内容も決まってますし、VOL.200に向けての一ファンからの提案ということになりますが、まあ…。「SEBキリ番の改善策」というのを書いてみたいと思います。

まず、VOL.200 で、ありがちだけどやってはいけないのは、「SEBの歴史を振り返る！」なんていいながら、DISC-1 VOL.100までのノンストップ50曲。DISC-2 VOL.100 以降のノンストップ50曲。DISC-3 パラパラDVD。　という構成です。
既存のファンのとってはavexへのお布施状態でなんら魅力はなく、新規ファンもあまり取り込めそうにありません。なので、以下のように提案します。

DISC-1 : VOL.100以降のノンストップ50曲。VOL.100以前は切り捨てます。VOL.100以降でも第3次パラパラブーム時の曲は入りますから、新規ファン層の需要は満たせますし、アルバムの構成上、VOL.100以前の曲は邪魔な存在であるとさえいえると思います。（VOL.100以前の曲が悪いというわけじゃあありません。ただ、アルバムのスペース的にそろそろ切り捨てないとお荷物になるってことなのです。）
ただし、単に「VOL.100以降のノンストップ50曲」では新鮮味がありません。アルバムの後半・10～20曲は VOL.191-199 から選曲すべきです。この程度の曲数なら年末のベスト盤と曲がある程度かぶっても問題ないですし、キリ番しか買ってないけど、最近SEBは同じ曲ばかり入っているから…、と敬遠気味になっているライト層にもアピールできるでしょう。選曲はavexスタッフでOK! リクエストカウントダウンしたって中途半端にファンに期待させるだけで、なんらマンネリの打開策になりません。

DISC-2 : 過去のノンストップオンリーの名曲 EXTENDED (or DJ REMIX) 13～15曲。既存のファンにキリ番を買いたいと思わせ、なおかつ新曲ではないならこれしかないでしょう。ノンストップ50曲にこだわるのはやめるべき。選曲はEUROMACHをメインに第3時ブームあたりから選べばいいですね。EXTENDEDは基本的にはマニア層へのアピールですが、第3時ブームヒット曲で、なおかつ、まだノンストップのみの曲は探せばまだあります。初心者でもある程度楽しめる内容には出来るはず。

DISC-3 : J-POP EUROBEAT REMIX。　なんだそりゃ？　と思う人もいるかもしれませんが、SEB史上・最高レベルの売り上げを誇った VOL.110 が売れた理由のひとつに「ユーロビートに興味はないが○○というJ-POPアーティストのリミックスが入っているから買った、という人が結構な数いた」（らしい）というのがあります。（根拠弱い…。でも、正直、確固たる根拠になるユーロビート関連の売上データの資料はないです…。）　SEB存続のためにも売り上げが良いに越したことはないわけで、J-POP REMIX でユーロビートに興味のない人たちの興味を引くのは、決して悪くない方法です（キリ番限定で）。この手法でVOL.200をきっかけに売り上げが回復傾向になればしめたものかと。

パラパラ映像は？ : SEBの歴史を考えますと、パラパラ映像が入ってないと売れないというわけではないと思うので、私はなくてもかまわないと思うのですが、入れるなら、DISC-3 を CD-EXTRA にする、というのもありでしょう。新規に作った J-POP REMIX だと曲数が少なめでCDの記録容量が余りそうです。 VOL.200 だから景気良く4枚組みにして DISC-4 : PARAPARA DVD というのもありかもしれませんけどね。

以上が私の意見です。みなさんいろいろ意見・案はあると思いますけど。まあ、関係者の方がこれをみてVOL.200のアイディアを考える時の一助になれば幸いです。　ではでは。

注意：リンク先は音声が流れます。

なんだ？渋谷系のコンピ？　でも、なんで、わざわざ画像張って紹介してるの？　宣伝？　いえいえ、違います。

このコンピ、フィンランド盤なんです！　（ホントに！国内盤じゃないんですよ…）

画像のリンク先に行けば分かりますけど、どことなくイントネーションが変な日本語の会話音声で始まるこのCD。チクって誰だよ？　服の発音が変だよ。（渋谷系ギャルでもこういう発音はしないのではないだろうか…。）　とツッコミましょう。　発音上手だけど、なんか変。そんな日本語。

さて、このCDについて、もう少し詳しく書きますと…。発売元はフィンランドのUHOtrax。日本のFARM RECORDSから楽曲ライセンスの供給を受けて、このコンピを制作したようです。2007年12月発売みたいですね。（トラックリストは上記画像のリンク先を見てください。）　しかし…、こんなCDが出るなんて、フィンランドの若い女の子の間で日本ブームなのか？

携帯版もできたし、そろそろ更新しよう。でも、暑いよ。やる気が出ないよ。どうしよう、こんばんは。（なんだそれは？）

さて、サイト更新までのつなぎの話題ですが、本題。 I LOVE ZYX ITALO DISCO COLLECTION 8 なんですが、5月23日発売のはずだったのに、amazon.co.jp にはカタログに追加されないし、HMV Japan では取り寄せ状態だし。
で、ちょっと調べてみましたところ、amazon.de (発売元ZYXのあるドイツのアマゾン)　では、発売日が 27. Juni 2008 って書いてありましてね。 Juniってのはドイツ語で6月。つまり6月27日発売って書いてあるわけで…。ステータスも予約受付中。どうやらこのCD、発売延期の様子。
まだ入手できないよー、注文したけど届かない、という方。　…（6月27日発売ですから）7月にならないと届かないかも…？

えー、イタロ・ユーロで「正式にデータベースにリスト追加するほどじゃないけど、ブログで紹介しておくべきネタ」が複数あるので、まとめて紹介します。紹介するのは「I LOVE ZYX ITALO DISCO COLLECTION 8」「I LOVE DISCO DANCEFLOOR GEMS 80’S VOL.1」「SUPER EUROBEAT VOL.188」の3本。ちょっと長くなりますー。

I LOVE ZYX ITALO DISCO COLLECTION 8

シリーズ第8弾が5月23日にドイツでリリース予定です。
「K.B.Caps-”Do you really need me” Vol.4, 5 に続いて、収録3回目じゃないか！勘弁してくれ。せめてバージョン違いにしてくれ。」とか、「Mauro-“Buena sera Ciao Ciao”, Mauro-“Lady Africa”, Coccobello-“Cocco Bello” って Vol.7 に入ってただろ！」とか「あの曲やこの曲はI LOVE DISCO DIAMONDSシリーズに入っているから、収録されてもうれしくない。」とか…、まあ、いろいろ不満はあるんですが「Ross-“Can’t take my eyes of you” のEXTENDED音源は貴重だから、これのために買う価値はあるかな。」とも思っています。

CD1 :

01.Jago-“I’m Going to Go”
02.Mauro-“Buena sera Ciao Ciao”
03.Ptere Richard-“Walking in the Neon”
04.Grant Miller-“Wings of Love”
05.Coccobello-“Cocco Bello”
06.Mike Mareen-“Cecilia”
07.K.B.Caps-“Do you really need me”
08.Amadeus Liszt-“The Devil Wines”
09.David lyme-“Bambina”
10.Moon Ray-“Comanchero”
11.Martinelli-“Voice(in the night)”

CD2 :

01.Facts & Fiction-“I wanna wake you”
02.Ceyx-“Ma La Vi Ta”
03.Mauro-“Ole Ole(Bandolito Amor)”
04.Magdaleine-“You can do”
05.David Lyme-“Bye Bye Ni Amor”
06.Foreign Currency-“C’est La Vie”
07.Airplay-“For Your Love”
08.Moon Ray-“Viva”
09.Ninja-“Falling Down”
10.Martinelli-“Revolution”
11.Lucia-“Marinero”
12.De Gama-“Sexual Fever”

CD3 :

01.Mauro-“Lady Africa”
02.Shipra-“Joy(in my heart)”
03.Martinelli-“Victoria”
04.David Lyme-“Playboy”
05.Ninja-“Mad about love”
06.Roxanne-“Give a little love”
07.Max Him-“Danger Danger”
08.Silver Pozzoli-“From You To Me”
09.T.Ark-“Count On Me”
10.Italian Boys-“Forever Lovers”
11.Ross-“Can’t take my eyes of you”
12.Mayte Matee-“I Do I Do”

I LOVE DISCO DANCEFLOOR GEMS 80’S VOL.1

スペインの I LOVE DISCO シリーズより。5月末ごろリリースだと思います。コンセプトがよくわからないんですが、収録予定曲は…
「COUNT DOWN / DIGITAL MIND」「MATA-HARI / MATA-HARI」「NUEVO DESPERTAR / CARLOS HAMMOND」「TALKING EYES / TC MIRAGE」「MACHINERY / TOLERANCE」「SCANDAL EYES / CASABLANCA」「WISHING YOU ALL THE BEST FOR SUMMER / BRIAN AND THE EDEN」　など、となっております。スペイン産のイタロを含む、ユーロディスコがメイン、かな？

SUPER EUROBEAT VOL.188
これはNRGexpressさんからのソース。DANCE GROOVEのデータベースには、公式のトラックリストが出たら追加します。

01.QUEEN OF MEAN / THE SNAKE
02.TOKYO TONIGHT / MARK & ROBY
03.SPIRIT OF THE NIGHT / DANIEL
04.RACE QUEEN / GIORGIA V.
05.A PERFECT HERO / CHRIS STANTON
06.NOTHING ABOUT ME BABY / IRENE
07.DO YOU REALLY WANNA LOVE ME / NORMA SHEFFIELD
08.ANYWAY, ANYMORE / CHERRY
09.RUN AND RUN / LESLIE HAMMOND
10.UP & DOWN SPIN LIKE A RECORD / MEGA NRG MAN
11.GO GO CHAMPION / DJ NRG
12.TSUNDERE NIGHT / DAVID DIMA
13.POWER OF LOVING YOU / SANDY

I LOVE ZYX ITALO DISCO COLLECTION 7。 (Track Listing)
I’M SINGING AGAIN / WILSON FERGUSON が EXTENDED で聴けるいい感じのアルバムですが
amazon.co.jp での販売価格が…。　私は即買いました。ちゃんと未開封新品、届きましたよ。
持ってない人は要チェック。

02.15 追記：この記事は、amazon.co.jp にて ITALO DISCO COLLECTION 7　が「780円」で売られていたのを伝える記事でしたが、先ほど確認してみたらもう品切れに（＾＾； 買えた人はおめでとうございます。

NRGexpress さんで出てましたので、載せておきますね。

01. THE LOVEBITE / DUSTY
02. CRAZY RACE ON THE STREET / GARCON
03. GOODNIGHT KISS / LOLITA
04. NIGHT FIGHTER / JACKY ‘O
05. I FEEL EMOTIONS / PAMSY
06. BECAUSE I NEED U / RENOIR
07. ON FIRE 2007 / SUSY TIME
08. I’LL BE WAITING / NORMA SHEFFIELD
09. YOU KISS MY LOVER / LOUISE
10. SAVE YOUR VOICE TO SING A SONG / BRIAN ICE
11. BAD BOYS / MATT LAND
12. SPANISH AFFAIRS / HELENA
13. KISS ME / ANNALISE
14. BIG IN JAPAN 2007 / MR.M
15. TELL ME / DAVE & NUAGE
16. SEXY CRAZY GIRL / JIMMY DIAMOND
17. BURN INTO THE BEAT / NICK MANSELL
18. TIME 4 A MIRACLE / PAUL DICKENSON

ユーロビートには誤解と偏見がつきもの。　よくわかっていたはずのこのことを思い出させてくれたのが、音楽ポータルサイトBARKSの2007年11月8日付の記事「ユーロビートまっしぐら、ちょっとヤバイE-Type」。

もうE-Typeって時点でユーロビートでもなんでもないのは分かりつつ、一応、記事を書く前に該当記事で紹介の曲 TRUE BELIEVER を試聴しておきましたけど、やはりユーロビートでもなんでもありませんでした。単なるユーロダンスですね。やっぱり。しかも使われているシンセの音はユーロビートどころかむしろトランスに近い。まあ、「最近のユーロダンス」ですよ、ええ。私のサイトによく来てくださる人なら、すぐにユーロビートじゃないことぐらいは判別できる、わかりやすいユーロダンス。

アルバムのジャケットを紹介しつつ、BARKSのライターの人がおっしゃいます。

微妙な服装で鷹匠バリの白頭鷲遣い、謎の剣を携えてポーズを取るその崖っぷちの向こうはスピーカーの浮かぶ青い海…。どこがユーロビートなの？
(http://www.barks.jp/news/?id=1000035434&m=all より引用。)

いやいや、ユーロビートじゃないから！！　ユーロダンスだから！
ユーロビートファンの一人としてつっこまずにはいられません。　…と同時に、わかったことはユーロビートとユーロダンスの区別さえつかなくとも音楽ライターにはなれる！（苦笑）　　エイベックスさんには、ぜひ音楽ライターさんへのユーロビートの基礎知識講座でも開いてただいて、正しいユーロビート知識の普及に努めていただきたいところです。なんてね。　（一応、区別のつかない人向けに書いておくと、「ビート」と「ダンス」の区別がつかないというのは「そば」と「うどん」の区別がつかないレベル。音楽の成り立ち（材料）の時点で全然違うのですよ。　…これが「イタロディスコ」と「ハイエナジー」だったら、「関東風うどん」と「関西風うどん」だろうか？余談。）

この手の誤解は以前からあって、しかも、ユーロビートを否定的に捉える材料にも使われたりするだけにファンとしては悲しいものがありますよね。CDジャーナルさんもだいぶユーロビートへの誤解、偏見で知られますが。（＾＾；　…きっとユーロビートが消えるその日まで、この誤解は無くならないのだ、と再認識する今日このごろ。　ではでは。

最近、スイスのシンセサイザーダンス・レーベルの HYPERSOUND PRODUCTIUONS から CD6枚、まとめ買いしまして、今日はその中から DAYLIGHT のベストアルバムをご紹介。（下の画像で、並んでる5枚は一緒に買ったアルバム。そのうち気が向いたら紹介します。）
DAYLIGHT は、HYPERSOUND PRUDUCTIUONS のオーナー Humphrey Robertson 自身のプロジェクトでして、シンセサイザーダンスの中では大御所です。リズム重視で、非常にシンプルな作風が特徴ですね。悪く言えば地味で、最初は受け付けない人も多いと思います。私もそうでしたけど。　でも、何度も聴いていると、いつのまにか、独特のリズムのとりこになっちゃうんですよね～（＾＾）　シンセサイザーダンスはイタロディスコから派生したので、ユーロファン、イタロファンにオススメ。　＞試聴できます。（青のアイコン）
Energy, Let’s Do It, Spy-O-Matic, Automatic Lover。そして Light Years Away がお気に入りです。ファンが作成した、レーベル公認のプロモ・ビデオが Youtube で見られますので、ご覧ください。（Daylight – Light Years Away）

※↓この画像、フリー画像編集ソフトのGIMPで編集してみましたが、使いづらい。（＾＾；　しょぼいです。