フレンチ 80s DISCO 聴いてます。

フランスの WAGRAM MUSIC というレーベルから CLUB 80 という2枚組ディスココンピがリリースされまして、買ってみたんですが、これがいいです。(たぶん)全曲フランス産の80sディスコヒット・コンピ。EXTENDED収録。まだ全曲聴き終えてないんですけど CD1 Tr.5 – LA VIE LA NUIT (FRENCH CLUB MIX) / DEBUT DE SOIREE が最高。かなりキャッチーな PWL スタイルのフランス語ユーロなんですよ(1988年度作品)。ある程度聴き込んだら詳しく紹介し直そうと思います。

なお、このCDは公式サイトにて全曲試聴、及び購入(Paypal アカウントが必要)が可能です。 興味のある方はチェックしてみてください。今回はここまでー。ではでは。

CLUB 80

この記事にスパムコメントが寄せられているため、コメント欄を一時閉鎖としています。 管理人 (2015.02)

BEST OF KIRAKIRA EPIC TRANCE

今回は、 BEST OF KIRAKIRA EPIC TRANCE (2006.06.07 – KICP-1154 – KING RECORDS) に収録される曲を3曲レビューします。

LOVE&JOY (HYPER TECHNO MIX) / PROJECT Y’S FEAT. 田中みゆき
ハイパーテクノミックスが登場。シンセの音はまあまあですね。ただ、「フォウ!」というハイパーテクノらしいSEを入れ過ぎで、曲が安っぽく感じる原因となっています。また、ハイパーテクノは、それらしく作ると曲がシリアスな方向になりがちです。この曲では「シンセパートはシリアス、ボーカルパートは明るい」という二重構造になっていて、両者をまとめることが出来ていません。曲がパートによって分離してしまっているのです。こういうボーカルが明るい曲は HYPER TECHNO じゃなく、HAPPY HARDCORE にした方がいいんじゃないかな? と思うのでした。TRANCE CORE でもいいですね。

READY FOR LOVE (DECIBEL EDIT) / CASCADA
アルバム “EVERYTIME WE TOUCH” から、反響の大きかったこの曲を DJ 向けに EDIT。ボーカルパートは、途中まで BAD BOY などの一連の CASCADA のヒットを思い起こさせる出来でいい感じですが、サビが盛り上がりきらない感じがするのが残念ですね。シンセも単調。BAD BOY を「A」クラスとするなら、この曲は「B」クラス。

LAMBADA / AYCAN
80年代末にヒットした同名曲のカバーチューン。ややBPM低めのラテン哀愁トランスポップ。まあ、、「普通」かな。可もなく不可もなく。

QUAKE RECORDS 最新音源をレビュー。

QUAKE RECORDS

EVERYTIME WE TOUCH (DELACTION REMIX) / CASCADA
音はしっかりとしているし、サビも非常に盛り上がっていていいと思うんですが、いかんせん、最初のブレイクの「タメ」が長過ぎる。1分20秒くらい「タメ」ます…。聴いていて「おいおい、いつまで引っ張るの?」と思ってしまいます。タメが長いのは最初のブレイクだけなので、その後は問題ない。むしろ良いんですけどね。

MOSKAU (DELACTION REMIX) / KHUBILAI KHAN
あまり「もすかう」っぽくなく、新しい曲に聴こえますね。「もすかう」をサンプリングした新曲、みたいな。(FREE RADICAL + MOSKAU + アルファ)÷ 3、な感じです。

PURE ENERGY (ORIGINAL EXTENDED MIX) / ACCUFACE
要所に入る「THERE MUST BE AN ANGEL / EURYTHMICS」を彷彿させるフレーズがいいですね。とにかくアッパーで、攻撃的なシンセがたまらなく良く、盛り上がりは必死です。オススメ!

GENIE (ORIGINAL MIX) / AIRBASE
11分30秒に及ぶ大作。鳥肌が立つような壮大なフレーズにしびれちゃいます。アグレッシブな恍惚を感じさせるトランス。ただ、1回目のブレイクも2回目のブレイクもさほど変化がない(というか、同じフレーズの繰り返し?)のが残念でした。壮大な作品だけに2回目のブレイクで更なる盛り上がりを期待したのですが拍子抜け…。惜しい作品。

GASOLINA (CANON CRACKER REMIX) / ITALIAN PLESURE
人気のガソリーナを CANON CRACKER がリミックス!ヒットが約束されたような組み合わせではありますが、やっぱり、私個人はこの曲は苦手なのです。(^^; 良さが分からない。なんか、耳の鼓膜に不快感を感じるんですよ…。CANON CRACKER さんのリミックスが悪いのではなく、私とガソリーナの相性が悪い…。

SOUND OF MY DREAMS (QUAKE EDIT) / EAST ROCKERS
QUAKE EDIT というバージョン名からして、 QUAKE TRANCE 用に作られたバージョンなのかな? 以前、Cyber TRANCE シリーズ用に Cyber TRANCE REMIX が作られた曲がありましたが、それと似たような流れなのか…? こういう流れはあまりいいものではないかも、と思いつつ聴いてみますと、やはり日本をターゲットに見据えた非常にアグレッシブでキャッチーな仕上がりです。ちょっと単調な気がしますが悪くはない。哀愁のメロディがいいですね。

BARBIE GIRL (CLUB MIX) / ROB MAYTH
AQUA によるユーロポップ・ヒットのカバー。「CARTOON HEROES」じゃないの〜?(^^; 残念!BARBIE GIRL も悪くないけど「CARTOON HEROES」のカバーをやってほしかったなあ。また、このカバーの出来も微妙〜。ROB MAYTH だけど、BPM低めで、全然ぶっ飛んでなくて、丁寧すぎる。次回は「CAN I GET A WITNESS」並のぶっとびシンセで「CARTOON HEROES」のカバーやってくださいね、ROB MAYTHさん。

MILION MILES FROM HOME (MANIMAN VS. TUNE UP! EXTENDED REMIX) / AKIRA
「PIECE OF HEAVEN」がヒットした AKIRA の新作。まー、並の出来ですね。特筆すべきほどではない、平均点な作品。

Blog をアップデートしました。

DANCE GROOVE Blog で使用しているブログスクリプト WordPress のバージョンアップに伴い、スクリプトのバージョンアップ(アップデート)と Blog URL の変更を行いました。

新しいURLは、 http://www.dancegroove.net/blog/ になります。以前の外部ブログへのトラックバックURLが無効になるケースが予想されます。外部ブログ管理者で、私のブログへトラックバックした、もしくは、私がトラックバックを行ったケースで、 リンクが無効になるのを回避したい場合は、お手数ですが、ブログ管理者の方は手動でURLなどを変更してください。よろしくお願いします。

PS. SEB VOL.167 はイマイチですねえ。(^^; 良かったのは Tr.1, 2, 3 くらいかな。

イタロディスコ「再評価」の弊害

ここ数年、ハウス・エレクトロが好きな人たちによって、イタロディスコが「再評価」され、イタロディスコを楽しむ人が増えているのはいいことだと思うんですが、それにともなって、やや弊害のようなものが生まれつつあります。

#01 初期のイタロディスコ以外はイタロディスコじゃない?
上記の「ハウス・エレクトロが好きな人たち」(以下、再評価組、とでもしましょう。)によくある傾向なんですが、1983年あたりまでの、ユーロビート色の薄いイタロディスコに興味があるが、それ以降のユーロビート化したイタロディスコには興味がなく、まるでユーロビート化したイタロディスコはイタロディスコじゃない、みたいな雰囲気が生まれつつあります。
私は「これは間違ってる!」 といいたい。Google などで、italo disco と検索してみてください。ヒットしてくるのは海外のイタロディスコファンサイトが多いと思いますが、それらのサイトでは、ユーロビート化したイタロディスコが「メイン」で取り扱われているし、初期のイタロディスコも当然のように取り扱われています。そこに楽曲・製作時期、スタイルによる、区別、もしくは、ある種の「音楽の差別」は、少なくとも私には感じられません。
私は初期のイタロディスコも、ユーロビート化したイタロディスコも両方大好きです。海外(特にヨーロッパ)のファンと同じようなスタンスで聴いているつもりです。しかし、再評価組の一部はそうではないようで、残念に思いますし、「再評価」の弊害かなあ、と思ったりもするのです。

#02 ハイエナジーとイタロディスコの区別がつかない?
これも再評価組の方によくあることです。イタロディスコのカテゴライズの中に、明らかにイタロディスコではなくハイエナジーであるアーティストの作品が含まれていることが結構あります。例えば、、、LIME, PATRICK COWLEY, BOBBY O, CAROL JIANI など、どう考えても 100% PURE HI-NRG なアーティストをイタロディスコと呼んでしまう人がいます。イタロディスコがハイエナジーに影響されて、ユーロビート化していったのに、その元であるハイエナジーそのものをイタロディスコって呼んでしまうなんて…(^^; と思うんですよ。
イタロとハイエナジーの違いは、ハイエナジーは、70年代のアメリカのディスコサウンドを電子楽器で延長したような側面があるので、黒人女性シンガーが歌っていたりして、非常にソウルフルだったりします。そして、メロディがイタロディスコのように、あまり哀愁じみていませんね。
でも、おおざっぱでありながら、結構当たっている(と思う)、簡単な区別の仕方は、曲の原産国。アメリカ、イギリス、カナダ産ならハイエナジー。イギリス以外のヨーロッパ原産ならイタロディスコ。簡単でしょ? でも、これが意外と当たってます。おおざっぱではありますけどね。

UK – Alpha Centauri レーベルからプロモCDが到着!

以前紹介したイギリスの Synthesizer Dance / Space Synth レーベル「Alpha Centauri」から、プロモーションCDを提供していただきました!
今回、提供していただいたのは同レーベルがポーランドで Axis Records という名前で活動していた頃の作品で、4タイトルあります。近々、CDレビューを書いて、各タイトルの詳細を紹介致しますので、お楽しみに!プロモCD一覧 – Album Title / Artist (Catalog, Year)
COSMIC PIRATES / ZOLTAR (AX 0002 CD, 2003)
JOURNEY INTO SPACE / SPACERAIDER (AX 0003 CD, 2004)
BIOMECHANICAL STRUCTURE / VOCODERION (AX 0005 CD, 2005)
SPACE TRAVELS / SYNTHESIS (AX 0006 CD, 2005)
COSMIC PIRATES / ZOLTAR JOURNEY INTO SPACE / SPACERAIDER
BIOMECHANICAL STRUCTURE SPACE TRAVELS / SYNTHESIS

* Alpha Centauri の CD を購入するには?
公式サイトのオンラインショップ。または、海外の Alpha Centauri の CD を取り扱っているオンラインショップ(GROOVE UNLIMITEDなど)で購入できます。なお、公式サイトのオンラインショップは日本への送料が明記されていないので、送料について問い合わせる必要があります。

SUPER EUROBEAT VOL.166

SEB VOL.166 ですが、個人的な好みも当然ながら影響しているとは思うんですが、3Bがやたらと元気がいいですね。(笑) 他のレーベルの一歩先を行くクオリティと言うか…。3Bは似た曲が多いという人もいると思うんですが、好きな人にとっては逆にそれが魅力だったりします。また、今回の HI-NRG ATTACK は、いつものアグレッシブな曲調ではなく、ポップな感じ。でも、これがまたいいんです。今回の主役は3B / HI-NRG ATTACK で決まり! 以下、今回のオススメです。

02. DOMINO / ALVIN
歌詞の内容が…。(^^; まるで、あの二人のことを歌ったような内容。(爆) 曲は、3Bらしい高速リフに哀愁が適度に入ったハイパーユーロ。3Bの良さがよく出てますね〜。(5/5)

04. TAKE CARE OF MY HEART / BRIAN ICE
久々の BRIAN ICE。彼が製作に関わっているせいもあってか、最近のA-BEATにありがちなシンセの暑苦しさはなく、さらっとした感じに。また、メロディもポップでありながら、泣き、哀愁が混ざり、個人的には好みです。今回のA-BEATでは一番いいですね。 (3.5/5)

07. NOW AND FOREVER / VALERY SCOTT
3Bのポップユーロ。あまり弾けた感じはなく、ポップス的要素が強いですね。インパクトは強くなく、まあまあ、悪くない程度。 (3/5)

08. WHO’S MAKING LOVE / LOU-LOU MARINA
うねるようなイントロが面白い。リフはポップで激しくありませんが、ボーカル・パートはスルメ系で、徐々にジワジワ来ます!なんていうか、、ユーロビートらしいポップの形を久しぶりに聴かせてくれた感じです。最近のポップユーロは、ポップユーロじゃなくて「ポップス」ユーロになってしまっていることが多いけど、これは違いますよ〜。 (3.5/5)

13. THE NIGHT IS PARTY / BABY GOLD
これこれ!!! こういう HI-NRG ATTACK を待ってました!! ポップ+少し哀愁の「ユーロビートらしい」ポップユーロの王道!! サビのメロディが少し単調な気もするけど、クオリティは高い。起承転結がしっかりした作品。 (4/5)

17. BLACK U.F.O. / LUPIN
うっは〜〜〜! ヤバい!! BLACK CAT が霞んでしまうような、超ハイパーユーロ。熱唱しまくるボーカル。メロディはどこかで聴いたような気がしないのでもないけど、とにかく熱い。爆音+BPMアップで聴くと最高ですよ。曲の終わりもビシッと決める、3Bユーロの良さが全面に出た作品。(5/5)

ロシアの詳細とか。音楽配信とか。

ロシアから愛を込めて(?)届いた MP3 CD の詳細アップ。(^^) 更新情報からもアクセスできます。

さて、さっき、とあるイタロディスコCDのオークションやってたんですけど、終了間際、30秒間で、29ドルから一気に60ドルまで上がってしまって(^^; ついていけませんでした。(苦笑) まあ、イタロのレア盤だし、仕方がないんだけど…。 きびし〜っ。34ドルくらいまでは覚悟してたんだけどなあ。

あとー、PARAPARA HYPER BEST の音楽配信が始まるらしいですが、配信形式が気になってるんですよね。ワーナーミュージックのような大手だと、WMA形式でDRMきつめの Windows ユーザーしか利用できない形式の可能性も十分あるし。FARM RECORDS だけでなく QUAKE RECORDS タイトルの配信も始まった music-master.tv や、当然ながら Mac 対応の iTunes Music Store ならいいんだけど…。 どーなるんでしょ?

新レーベル Decibel Entertainment から。

今回は新レーベル Decibel Entertainment から、3月22日に発売されるCD「CODE TRAPARA BEST CHAPTER #1」の音源の一部をご紹介します。
CODE TRAPARA BEST CHAPTER #1

* LOVE&JOY (LOVE S MIX) / PROJECT Y’S FEAT. 田中みゆき
曲製作は謎の音楽集団とされる Y’S PROJECT。ボーカルは女性ファッション誌 ViVi のモデル・田中みゆきさん、という、和製トランス・トラック。残念ながら音は軽くて安っぽく、いかにも和製という仕上がり。ブレイクの導入部分なんかは明らかにスピード感が押し殺されていて、素人臭い感じがします。ボーカル(田中みゆきさん)もモデルさんということで、歌はお世辞にもうまいとは言えません。この曲が収録されるCDの主要購買層にどう評価されるかはともかく、純粋にダンスミュージックとして聴いた場合、その評価は低くならざろうえないでしょう。 >>リンク先で試聴できます。 (Real Player)

* MONSTER (PROJECT Y’S SM MIX) / DJ YOSHINORI
こちらも和製トラック。こちらも PROJECT Y’S の名前が入っていますね。同じく音は安っぽいです。また、英語でシャウトする MC ボイス(恐らくDJ YOSHINORI さんの声)が入ってますが、いかにも日本人が英語でシャウトしてる感じでねえ…。いただけません。厳しいようですが、評価は星一つあげられるかどうか、というところ。せめてシンセ音が軽くなければねえ…。音もMCも両方軽いのではどうしようもない。

* MR VAIN / BALD BULL
おなじみ、CULTURE BEAT の名曲のカバー、MR VAIN。このバージョンはイタリアの Suntec レーベルよりリリース。う〜ん、、やはり、いかにも和製、という作品(↑)と比べると、音圧も音の質も全然違う(笑)。が、このバージョンは、なんかシンプルなカバーなんですよね。良くも悪くも普通な仕上がり。

* MOSKAU (DIGIMIND MIX) / KHUBILAI KHAN
もすかうを ADDICTED2 LOVE で知られる DIGIMIND がリミックス。このバージョンはトランスリミックスではなく、トランス風の音を使ったユーロダンスミックスという感じ。オリジナルよりはテンション高めですが、先日ご紹介した CANNON CRACKER REMIX ほど盛り上がるわけでもない、両者の中間的バージョン。