ZYXの人気シリーズ、第24弾。その仕様がちょっと変わっていたのでご紹介します。
(各画像はクリックで拡大されます。)
ケースを開けてみますと、このようになっています。
左:CD1 と CD2 を収納する2枚組用トレイ。
右:CD3 を収納するトレイとブックレット。
そして、ケースの裏側の方を開けますと、CDの製造技術を使用して作られた、CDのようだけど、CDではない円盤が入ってます。
CHINESE REVENGE / KOTO のカバーが印刷されていますが、ネットを検索してみますと他の作品のカバーの場合もあるようです。なお、印刷方式は、シルク印刷のようで、表面がザラザラしています。シルク印刷は少ない色数向けの印刷方法でコストが安いのが特徴。今回のようなカバーイラストの印刷には向いていないので、あまり綺麗な印刷にはなってないですね。
なぜこんな企画をやってみたのか、よくわかりませんが、やるならオフセット印刷(色数が多い印刷向け)でやってほしかったですねえ。
なお、今回もエイベックスからライセンスを取得した曲が2曲入ってました。
CD1 Tr. 02. Leave Me Alove (Extended Version) / FRED VENTURA
CD1 Tr. 06. Why (Extended Version) / STYÓO
ともにTime Records楽曲で、Avex Music Publishing Inc.からライセンスを取得した旨、記載されていました。
また、CD1 の Tr. 08 は、Talking To The Night (Swedish Remix) BRIAN ICE と書かれている誤植が、初回生産分ではあったようのですが、私が入手したものは、初回生産分ではなかったようで、CDに印刷されているトラックリストを除いて、ブックレットとバックカバーの誤植は正しく修正済みでした。
正しくは、Over Again (12" Version) BIRAN ICE。
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そして、曲の感想ですが、今回収録されたレアな楽曲の中では、私は以下の楽曲がお気に入りです。(各曲のリンクはDiscogs。)
CD1 Tr. 11. He’s Brando (Vocal) / BRANDO
1985年の作品。チープな音作りがいいですねー。すごくイタロらしい音。
CD2 Tr. 10. Radio Man (Vocal Version) / KARIN KLARK
1986年の作品。明るく、キャッチーなサビがいい感じ。
CD3 Tr. 07. Mistery Woman (Extended Version) / D.D. BAND
1984年の作品。これもチープな音が光る作品。哀愁を帯びていて、どこか重厚感もある曲調がいい。
CD3 Tr. 10 He Is The One / GEORGE G
1986年の作品。アップテンポな曲調が印象的でした。
今回のレアな曲は「曲のクオリティ的な面で、これまでCD化されなかったのかなあ」と感じる曲も正直あったのですが、上記の4曲は良かったですね。
以上、ITALO DISCO COLLECTION 24 の紹介でした。いかがでしたでしょうか。
さて、最後に新譜情報。次の I LOVE ZYX ITALO DISCO COLLECTION 25 ですが、2018年5月25日に発売予定のようです。楽しみですね。
それではー。