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SUPER EUROBEAT VOL.249 の感想です。
DISC 1。繋ぎがスムーズで、聴きやすい1枚。ただ、ミックスのいじり具合に物足りなさも感じる。という感じですかね。聴いた時の印象が「丸い」「なめらか」とか、そんな雰囲気なので、作業用BGMにいいかも。選曲は「そういえばあの曲ないなあ」的なのはありますが、概ね不満はありません。角がないぶん感想書きづらい。(^^;
DISC 2 は、「微妙」という印象。理由は二点あります。
まず選曲範囲がVOL.190〜221ですが、以下のような曲配分なんですね(検索してさっと調べた感じだと。間違ってたらゴメンナサイ)。
VOL.190〜199: 14曲
VOL.200〜210: 10曲+1(Tr.30の (HEALING EUROGROOVES REMIX))
VOL.211〜221: 6曲+1(Tr.30の (HEALING EUROGROOVES REMIX))
古い曲ほど多く、新しい曲ほど少ない(^^; 選曲範囲がVOL.190〜221になっても古い曲重視のSEB!(オイオイ!) まあ、7Aさんの思い入れのある曲は190番台が多そう、とかは思いますけどね。
ただ、249には少しは期待してたんですよ。DISC 2が新しい曲ほど多い選曲(VOL.211〜が多め)であれば、ある意味で「真のSEB VOL.220」と言える作品にもなり得ると考えていました(SEB 4 U は例外として)。VOL.220は、近年のキリ番らしい新曲少なめ、古い曲いっぱい(+J-EURO)スタイル。しかし249であれば選曲範囲という理由により、VOL.170までの曲はバッサリとカット。そして、VOL.211〜が多めであれば、往年のキリ番(VOL.100までのキリ番はそうでした)のような、新曲たくさん、古い曲少なめのノンストップ記念盤の出来上がり! と。 それは今一歩実現しなかったなあ、というのが一点。
あと、DISC 2 は(これはあまり書きたいことではありませんけど)、本間さんのミックスが、正直「微妙」…。綺麗につながっているミックスだと、作業用BGMとして聴いたときに、曲の違和感で作業が止まることはあまりありません。DISC 1は綺麗につながっていると思うので、それに該当します。
ただ、このDISC 2は、作業中でも「えっ?」という違和感のある場面がいくつもあり、作業の手が止まります。急なペースの次の曲のフェードイン、カットイン。つなぎの途中、唐突なタイミングと大きめの音量で挿入される次の曲の音。無理を感じる繋ぎが多かったなあ…、と。これがもう一点です。
(時々、曲中で別の曲の音声を引っ張ってくるなど、細やかな工夫があるのはわかるんですが、それより激しく叩いてくれる方が好みってものありますね。)
総評: ★★★☆☆ (3/5)
248と比べるとパワーダウンの感は否めない。聴いた後の印象が薄いといいますか…。今回の3部作、私は248を主に聴くことにしようと思います。MIDI WAVEのミックスが個人的にはナンバーワン!です。