SEB VOL.250のインタビュー記事について

すでにご覧になった方も多いと思います。エイベックス公式サイトで、DJ BOSSさんと、Gon-Sこと、高野敏郎さんのインタビュー記事が掲載されました。
[インタビュー]原点にして現在。スーパーユーロビート30年250枚のチャレンジ|エイベックス株式会社

色々書いてありますが、個人的に気になったのはこの部分。

横田「ただ、250を迎えるにあたってはこれまでの売り方では無理があるし限界もあるので、方向転換をこの機にしたいと考えています。それまでは1ヶ月に1枚出していたんですが、CDが売れない時代でもあり、1年かけてじっくりいい曲を作ってもらい、年に1回ぐらいのリリースにする方向で検討しています。時期を集中させて、売り方も変えるといいうことですね」

高野「同時に旧譜の活性化という意味で、ストリーミングや配信限定のものを充実させる方向性もスタートしています。ユーロビート含め、ダンスのカタログはたくさんあります。中にはワールドワイドで権利を持っている曲もあります。今後はダンスを中心に旧譜の配信を専門にやるチームを作って、大いに活用していきたいですね」

記念すべき250作目は3枚組で、松浦会長セレクションの100曲、歴史的な名曲100曲、ジャパニーズ・ユーロを50曲収録することそのものがテーマだ。

高野「初期のヒット曲や数々の日本語カバーの原曲やパラパラで一世を風靡した曲、そして邦楽曲がノンストップで収録されています。聴くときっと当時の情景や自分自身、また一緒に過ごした仲間を思い出す方も多いと思うんです。どうしてもパラパラ等ブームに目が向けられがちなのですが、ユーロビートの本質である曲の良さも感じていただければ嬉しいですね」
引用: https://avex.com/jp/ja/contents/super-euro-beat-250/

まとめると、

1. (その詳細については記載がないが)エイベックスからの、新曲ユーロビートCD商品は年に1回ぐらいの発売となる。
2. 旧譜の配信、ストリーミングを充実させる。配信限定の作品もあり?
3. SEB VOL.250は「松浦会長セレクションの100曲、歴史的な名曲100曲、ジャパニーズ・ユーロを50曲収録」

んー、つまり、SEBは「ダンスマニア・スパークル」に近い売り方、状態になる?
年に1回でもEXTENDED収録盤が出るなら、とも思いますが、出るかな…。う〜ん。ノンストップ盤かも…。あと、こういう年1回盤っていつのまにか出なくなったりするんですよね。あれ? そういえば今年は出てないなあ、という展開。

SEB VOL.250 は、あまり期待できなさそう。247的な、新品CDなのに中古CD買ってきたような雰囲気の再来でしょうか…。懐かしさ需要に目を向けた内容のようですので。

新作ユーロはレーベルからの配信で楽しむ時代かなあ。配信ってCDと比べて所有欲がイマイチ満たされないので、正直苦手な面もあります。当サイトのような個人のデータベースサイトとの相性もイマイチ。レーベルが配信打ち切っちゃうとその時点で入手不能になりますからね。中古で長く市場に出回り続けるCDとは違う。配信作品のデータベース化はモチベーションを保つのがきつい。

私はイタロディスコの新作CDと、配信の新作ユーロがあったら、イタロCDの方を買うと思う。やっぱりCDという現物で買えるって大きいです。古い人間かもしれませんが、商品は現物を買いたい。(イタロでも配信は少ししか買ってないんです。)

配信作品はデータが消えないようにバックアップをしてるんですが、買った後のバックアップやファイルの管理が面倒だから、配信は手が出にくいってのもありますね。
CDは丁寧に取り扱っていれば、それなりに長い期間、バックアップは考えなくていい。その気楽さが好き。配信はファイルを失ったり、配信サイトのサービスが終われば、聴けなくなってしまうから、買ったらすぐバックアップして、きちんと管理しなきゃ、とか考えちゃうんですよ。正直気が重い。物欲も満たされにくい。まあ、もちろんこれは完全に私の個人的な事情ですけど。

愚痴が長くなりました。
今後、私はイタロディスコCDや国内盤旧譜CDを買いつつ、配信への姿勢を直せるなら直してー(どりょく・もくひょー)。ってところですかねえ。
ではでは。

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