アメリカのPeteさんという方からメールが届きました。
彼はアメリカでdiskowarpというレーベルをやっていて、Japanese-style Hi-NRG music、つまりEUROBEATを作っているんだとか。
実際に聴いてみると、EUROBEATというよりはHAPPY HARDCORE/SPEED/HI BPM EURO DANCEといったほうが適当なのが分かりますが、彼らの活動は非常に面白く受け止めています。
いや、ついに頭文字Dなど、日本のカルチャーの輸入/輸出から始まったユーロビートの海外への浸透が、こうして、アマチュアの範囲の活動とはいえ、曲とし て形になって出てきたわけですから。こうした人たちがCDとして販売されるようなレベルの活動を始めるなら、ユーロビートのシーンが新しい時代を迎えるこ とになるかもしれないわけです。(今はまだ黎明期かもしれませんが)期待をするのはタダなので、期待してみることにします。(笑) アメリカ産のユーロ ビートがSEBに収録される。アメリカでユーロビートのCDが出る。 …そうなったらおもしろいと思いません? なんてね。(^^)
初めまして、管理人のSEブンブンダラーです。
13年前から岐阜にいらっしゃるということで、日本語、お上手ですね。
ファン出来るといいですねえ。現在の diskowarp でも、ユーロビートとして売り出さなければ、それなりに聴けるレベルだと思うんですよ。Dancemania SPEED シリーズや、決定版!! MEGA DANCE 系の曲としては、十分いけるかと。
>ちょっと「パロディー」も入ってます。
なるほど、パロディーですか。確かに「歌詞のパロディー」は伝わりにくいと思います。というのは、ユーロビートはメロディや音で聴く音楽で、歌詞の内容を気にしている人はそれほど多くないと思うからです。この傾向はイタリアのユーロビート製作にも反映されていますね。(なぜ、LOVE, SEX, BOOM, BANG, FIRE, BURNING, MONEY…、など、特定の単語を使ったユーロビートが多いのか、を考えれば答えが出てくると思います。歌詞を歌詞としてでなく、記号のように捉えたり、またはボーカリストが、特定の単語をメロディに乗せて歌ったときに生まれる、ノリ(GROOVE)を感じ取ったりして、ユーロビートを楽しむ人が多いのです。)
また、イタリアのユーロビートは昔から、どんなに明るい曲であっても、メロディの中に「哀愁や切ない気持ち」が感じ取れます。私がユーロビートを好きな最大の理由は、このユーロビート特有の「哀愁の世界観」なのです。
この「哀愁の世界観」は、HAPPY HARDCORE/SPEED/HI BPM EURO DANCE にはあまり感じられず、diskowarp の曲がユーロビートらしく感じられないのは、「哀愁の世界観」の表現が上手く出来ていないためかもしれません。ユーロビート特有の、独自の部分が未完成のような気がします。
シンセサイザーの音が未熟であっても、「哀愁の世界観」の表現が上手ければ、ユーロビートらしく感じさせることが出来るでしょう。
ちなみに、私は最近(ここ2年くらい)のSEBはあまり好きではありません。ポップス的な要素が強くなってきて、ユーロビート独自の哀愁が薄まっている気がするのです。なので、ユーロビートの原点である Italo Disco ばかり聴いていたりします。
>「楽しい」「面白い」と思われる音楽を作るのが目的
これで正しいと思います。ユーロビートはまさに楽しい気分になるための音楽ですから。
初めまして。DISKOWARPの歌詞を書いている、ボイドと申します。
わざわざ ブログにDISKOWARPのことを書いていただいてありがとうございます。 今のところ非常に小さいプロジェクトですが DANCEGROOVEのお陰で、もしかして日本でもファンができるのでは?!と期待してます。期待はフリーなので、、、(^-^)
これはユーロビートちゃうやんけ!と思う方も多いかもしれませんが、無理もないですね、、、実はこのプロジェクト、ユーロビートの「賛辞」でありながら、ちょっと「パロディー」も入ってます。歌詞が全て英語になっているのでちょっと分かりにくいと思いますが、その歌詞がユーモア系でかなりナンセンスです。(本物のユーロビートもそんな感じ、、、Go Go Girls の “I Wanna Be Fat” の歌詞は、「デブになりたい、大きくなりたい、結婚したくない、エッチしよう」だってさ」
しかし「楽しい」「面白い」と思われる音楽を作るのが目的ですから、そいう風に考えればいいかな、と思います。日本人※の耳に合うかどうかはまだ分からないけど、チャンスを与えてくれて、感謝してます(^^
これからもよろしくお願いします。
※私は13年前から岐阜県内に住んでいる米国人です