遅ればせながら SEB 2021 を先日購入しました。
HMV&BOOKS onlineで10000円以上買うとクーポン還元のキャンペーンが時々開催されていまして、それを狙ってたんですね。そうしたら、10000円以上で、35%クーポン還元のキャンペーンが始まって、1000円引きクーポンも同時に配布されていたので、その時に注文しました。(※ キャンペーン、クーポン配布は終了済み。)
SEB 2021 + BEST OF DREAM COLLECTION + LONDON BOYSのボックスセット (Discogs) + α といった感じです。おかげでクーポンとポイントで4200円くらい還元されて、お得に買えました。
最近は国内版CDは発売日直後に買わずに、購入する商品をいくつかためてHMVのキャンペーンで買うことが多いです。近年の国内版CDは価格が二極化傾向で、お高めの作品もあるので、こういうキャンペーンを活用しています。
THE BEST OF SUPER EUROBEAT 2021 (Amazon.co.jp 商品ページ)
さて、内容の感想ですが、今回は全体的に小粒な印象ですね。そこそこ良くできた曲が集まっていますが、飛び抜けて良い曲は見つかりませんでした。いい曲って何か作業をしながら聴いていても思わず手を止めてしまうものですが、そこまでの曲はなかったです。イントロやリフの出来はいいのに、肝心のボーカルパートの盛り上がりが今一歩の曲が多い。
ただ、1曲、一番好きな曲をあげるなら、それはトラック08. BLAZING GUNS / SAMUEL ZANINIです。GR EurosoundのRoberto Gabrielliさんのチームが制作した曲で、基本に忠実に丁寧に作られた男性ボーカルユーロでした。これはおすすめできます。
また、ブックレットが丁寧に編集されていたのは好印象。クレジット、クリエイターへのインタビューありのライナーノーツ、歌詞対訳などきちんと作られています。ブックレットはコスト削減で真っ先に削られそうなだけに、ここがきちんとしているのはいいですね。
残念だったのは、一部の曲が配信版と比べて短くEDITされていることです。具体的には…
08. BLAZING GUNS / SAMUEL ZANINI (5:33 → 4:20)
10. P.I. INVESTIGATOR / DETECTIVE NICK & THE FESTARI MYSTERY GALS (5:47 → 4:02)
16. RED ZONE / RAY HIKARI (6:12 → 5:26)
配信版の合計時間を見ると、Total: 81:22 …。
おそらく、プレス工場からは保証外と言われるだろうけど、実際にはプレスできるであろう合計時間です。私は2019年に発売された SALSOUL DISCO 1975-1979 (※ OCTABE LAB. (ULTRA VIBE) / OTLCD5558) という国内盤インディーズCDを持ってまして、こちら、SEBのプレス実績もある国内大手のMemory-Techプレスなんですが、合計時間は81分16秒。
81分越えの国内盤CDが手元にあると「SEB 2021はEDITなしでもプレスできたよなあ、きっと。」と思ってしまうのでした。大人の事情で難しかったのかな、とは思いますし、今更ですけど…。まあ、残念でした。
DISC-2が合計72分なのがまたね…。DISC-2に1曲だけ、SPECIAL TRACKとして入れる手もあったかな…? RED ZONE / RAY HIKARIはエイベックス制作といえる曲だから気兼ねなくDISC-2収録できたと思う。 流石にしつこくなってきたのでここで終わりますが…。 それでは。